トンネル施工現場を対象とした支援的保護システムの適用に関する一考察

  • 清水 尚憲
    独)労働安全衛生総合研究所 機械システム安全研究グループ
  • 米竹 淳一郎
    コニカミノルタ株式会社 産業光学システム事業本部
  • 菖蒲 鷹彦
    コニカミノルタ株式会社 産業光学システム事業本部
  • 今井 諒
    コニカミノルタ株式会社 産業光学システム事業本部
  • 山本 信一
    コニカミノルタ株式会社 産業光学システム事業本部
  • 三原 泰司
    清水建設株式会社 土木技術本部
  • 小島 英郷
    清水建設株式会社 土木技術本部
  • 梅崎 重夫
    独)労働安全衛生総合研究所
  • 濱島 京子
    独)労働安全衛生総合研究所 機械システム安全研究グループ
  • 北條 理恵子
    独)労働安全衛生総合研究所 機械システム安全研究グループ

書誌事項

タイトル別名
  • A CASE STUDY FOR EXAMINATION OF EFFECTIVENESS OF THE SAFEGUARDING SUPPORTIVE SYSTEM AT A TUNNEL CONSTRUCTION SITE

説明

<p> 本研究では,トンネル施工現場において発生している重機と作業者との接触災害を防止するために,ICT機器を利用した安全管理支援システムである支援的保護システム(SSS)を提案する.SSSとは,残留リスクを対象とし,作業者の注意力のみに頼らない確実性の高い安全作業支援が可能となるシステムである.SSSの構成要素として,隙間のない計測が可能となるTOF(Time of flight)方式を用いた3Dレーザーレーダーを使用し,従来困難であった対象物の形と大きさが識別できるか否かを検討した.結果,作業者と重機の位置情報は捉えることができたが,必要要件のいくつかは録画後の解析での達成にとどまり,リアルタイム計測においては,課題が残る結果となった.</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ