学童期・思春期の発達障害の子どもたちへの医療の関わり

  • 本田 秀夫
    信州大学医学部子どものこころの発達医学教室 信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部

書誌事項

タイトル別名
  • Psychiatric Intervention for School-Age Children and Adolescents with Neurodevelopmental Disorders
  • 第121回日本小児精神神経学会 基調講演 学童期・思春期の発達障害の子どもたちへの医療の関わり
  • ダイ121カイ ニホン ショウニ セイシン シンケイ ガッカイ キチョウ コウエン ガクドウキ ・ シシュンキ ノ ハッタツ ショウガイ ノ コドモ タチ エ ノ イリョウ ノ カカワリ

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抄録

学童期・思春期において,発達障害の診断は問題の一部に過ぎず,脳機能の異常,体験による心理的影響,成人期精神疾患の早期発症という3つの軸からの総合的なアセスメントが必要である.学童期・思春期の発達障害の子どもたちへの医療の関わりは,個体(子ども)の病気を治療するという役割にとどまらない.教育や福祉などとの多 領域連携を必然的に伴うチーム・アプローチにおいて,医療,なかでも医師は,チームリーダーでありかつ支援の脇役を担うことになる.

収録刊行物

  • 小児の精神と神経

    小児の精神と神経 60 (1), 29-37, 2020

    一般社団法人 日本小児精神神経学会

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