第4世代原子炉の開発動向

書誌事項

タイトル別名
  • The development status of Generation IV reactor systems (7)
  • 第4世代原子炉の開発動向(第7回)ナトリウム冷却高速炉(SFR)
  • ダイ4 セダイ ゲンシロ ノ カイハツ ドウコウ(ダイ7カイ)ナトリウム レイキャク コウソクロ(SFR)
  • Sodium-cooled Fast Reactor (SFR)
  • 第7回 ナトリウム冷却高速炉(SFR)

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説明

<p> ナトリウム冷却高速炉は,ウラン資源の利用率を飛躍的に向上させるとともに,プルトニウム他の長寿命TRU核種を効率的に燃焼させ,使用済み燃料の減容化・潜在的な有害度低減を可能にする優れたポテンシャルを持ち,実証段階へと進みつつある有望な高速炉概念である。ロシアのBN-800が2016年10月より商業運転を開始したことはその実用化に向けて大きな一歩であり,ロシアはこれにより商用段階に入ったとしており,次期炉であるBN-1200ではGIFの掲げる安全性,経済性目標の達成を目指している。中国では600MWeの実証炉の建設を開始し,インドは原型炉PFBRの運開を目前を控え,これに続き実用炉6基の建設計画を有している。ここでは各国のナトリウム冷却炉の開発の進展を概観するとともに,日本における開発状況と今後の方向性をまとめた。</p>

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