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抄録
<p>従来肩峰骨頭間距離(AHI)は腱板断裂の有無の指標とされてきたが,手術により腱板修復がなされても術後AHIが狭小化する症例を経験することがある.本研究の目的は関節鏡視下腱板修復術(ARCR)後のAHIの変化に影響する因子を検討することである.ARCRを施行した15例15肩を対象とした.手術時平均年齢65.7歳,全例関節鏡視下にdual-row法で腱板を修復した.検討項目はX線上のAHIとMRI上の腱板断裂の大きさ,肩甲骨の形態,腱板の修復状態,腱板機能とした.AHIは肩関節正面像で術後3か月から術後1年までの間の変化量を調査した.MRI上の肩甲骨の形態評価には斜位矢状断を用い肩峰の前下縁と烏口突起上縁の距離を計測した.また烏口突起基部,肩甲棘基部,肩甲骨体部がなす角を計測した.烏口突起基部と肩甲棘基部がなす角が大きくなるに従い術後3か月から術後1年の間にAHIが有意に減少していた.</p>
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 69 (2), 405-408, 2020-03-25
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775131604608
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- NII論文ID
- 130007837971
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可