Possibilities of Expression Provided by Musical Improvisation  Using Graphic Notation Score

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Other Title
  • 図形楽譜を用いた即典演奏による表現の新たな可能性
  • 図形楽譜を用いた即興演奏による表現の新たな可能性 : MIDI情報を媒介とする音楽とコンピュータ映像の統合
  • ズケイ ガクフ オ モチイタ ソッキョウ エンソウ ニ ヨル ヒョウゲン ノ アラタ ナ カノウセイ : MIDI ジョウホウ オ バイカイ ト スル オンガク ト コンピュータ エイゾウ ノ トウゴウ
  • Unification of Music and Computer Visual Image, Using MIDI Data as Intermediation
  • MIDI情報を媒介とする音楽とコンピュータ映像の統合

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Description

<p>20世紀後半に現れた「図形楽譜を用いた即興演奏」という音楽表現の形態は、コンピュータを導入することによって、新たな可能性を得ることができる。小畑郁男と三分一修によって協同制作された“GRAPHICAL IMPROVISATION for 2 computers and 2 players”を例として、(1)「楽譜の最終的な音響への具体化」に関わる演奏家の負担を軽減し、作曲家の望む音響現象を得ると共に、即興演奏を有機的なつながりを持った音楽作品とするための「自律的に振るまうプログラム」と「インタラクティブ(interactive=相互作用的)なシステム」の構築、(2)即興演奏によって音楽と映像を同時にコントロールするための演奏情報の転用法、(3)2人の奏者、2台のコンピュータによる複雑なインタラクティブ性を持つ表現形態、等について論じられる。この作品では、Java言語により三分一が制作した“Kinetic”、音楽プログラミング言語Max/MSPにより、小畑が制作した“GEO”という2つのプログラムが2台のコンピュータにおいて用いられている。</p>

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