ヘルペス性疾患に対する診断と治療
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- 松尾 光馬
- 中野皮膚科クリニック 東京慈恵会医科大学皮膚科学講座
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抄録
<p> ヒトヘルペスウイルス α ヘルペス亜科に分類される単純ヘルペスウイルス1型 (herpes simplex virus type 1: HSV-1), 2型 (HSV-2), 水痘・帯状疱疹ウイルス (varicella-zoster virus: VZV) 感染症は皮膚科, 耳鼻咽喉科での日常診療においてしばしば遭遇する。 その臨床型はさまざまであり, HSV 感染か, VZV 感染かで迷うこともしばしばみられる。 HSV と VZV 感染症では抗ウイルス薬の投与量は異なり, また, 皮疹の重症度, 腎障害の程度などによって投与量, 投与方法の調整が必要となる。 本稿では同ウイルスによる臨床症状, 診断法, 帯状疱疹に関しては合併症, ワクチンによる予防についても述べてみたい。</p>
収録刊行物
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- 耳鼻咽喉科展望
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耳鼻咽喉科展望 62 (3), 134-143, 2019-06-15
耳鼻咽喉科展望会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775140565120
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- NII論文ID
- 130007854976
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- ISSN
- 18836429
- 03869687
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可