インパクトファクターの分野別上位ジャーナルに着目した日中のトップジャーナルの比較と中国トップジャーナルの分析

書誌事項

タイトル別名
  • A comparison of the top journals of Japan and China, focusing on the top impact factor journals by field and analysis of top journals of China

説明

<p>その国の研究力を測る手段として、研究論文数が取り上げられることが多いが、その国の学会を中心とした研究者コミュニティが主体的に編集に携わるジャーナル(自国ジャーナル)の数やそれらの質も、研究力を測る一つの指標となりうる。今回、クラリベイトアナリティクス社のジャーナルインデックスの中で、分野別のインパクトファクター上位25%(Q1ジャーナル)の雑誌群をその分野のトップジャーナルとみなし、その数と内容を国別に分析することで、その国の研究力や特徴に関する示唆を得ることができると考え、2000年以降のQ1ジャーナル数の推移を日本と中国に絞って調査・比較した。その結果Q1ジャーナル数において2010年代に日中の逆転が起こり、また、2018年には3倍以上の差が生まれていることが分かった。また、中国のQ1ジャーナルは、2000年代後半より戦略的な創刊、ないしはプラットフォーム移行がなされていることが示唆され、欧米の商業出版社との提携が多いことなどがわかった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390566775143111936
  • NII論文ID
    130007857390
  • DOI
    10.11514/infopro.2020.0_55
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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