鼻アレルギーの全国疫学調査2019 (1998年, 2008年との比較) : 速報―耳鼻咽喉科医およびその家族を対象として

書誌事項

タイトル別名
  • Epidemiological Survey of Allergic Rhinitis in Japan 2019
  • ハナ アレルギー ノ ゼンコクエキガク チョウサ 2019(1998ネン,2008ネン ト ノ ヒカク) : ソクホウ : ジビ インコウカイ オヨビ ソノ カゾク オ タイショウ ト シテ

この論文をさがす

説明

<p> 近年になり, スギ花粉症などのアレルギー性鼻炎の増加が指摘されている. 馬場らが中心となって1998年と2008年に全国の耳鼻咽喉科医師ならびにその家族を対象としたアンケートによる鼻アレルギー疫学調査が行われ, 有病率の推移が詳細に報告されている. 今回われわれは,前回の調査から11年後の2019年に同様の調査を行い, スギ花粉症, 通年性アレルギー性鼻炎ならびにスギ以外の花粉症の有病率を同定した. アレルギー性鼻炎全体の有病率は49.2%, スギ花粉症単独の有病率は38.8%と前回調査に比べ大きく増加していた. さらに10歳代でスギ花粉症が著明に増加していることも明らかとなった.</p>

収録刊行物

被引用文献 (18)*注記

もっと見る

参考文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ