人工股関節全置換術を受ける高齢患者のSEIQoLの変化および疾患特異的尺度,健康関連QOLとの関連

  • 西村 結花
    山形大学大学院医学系研究科看護学専攻 社会福祉法人恩賜財団済生会山形済生病院
  • 古瀬 みどり
    山形大学大学院医学系研究科看護学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Changes in SEIQoL and the Relationships between SEIQoL and A Disease-specific Scale as well as Health-related QOL in Elderly Total Hip Arthroplasty Patients
  • ジンコウ コカンセツ ゼン チカンジュツ オ ウケル コウレイ カンジャ ノ SEIQoL ノ ヘンカ オヨビ シッカン トクイテキ シャクド,ケンコウ カンレン QOL ト ノ カンレン

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説明

<p>目的:人工股関節全置換術(THA)を受ける高齢患者のSEIQoLの変化および疾患特異的尺度,健康関連QOLとの関連を明らかにする.</p><p>方法:初回THAを受ける65歳以上の患者30名を対象に,入院時,退院時,退院後6か月時で,SEIQoL—DWの半構造化面接及び疾患特異的尺度(JHEQ),健康関連QOL(SF-8TM)の質問紙調査を実施した.</p><p>結果:THAを受ける患者のSEIQoL Index Scoreは経時的に有意な点数の上昇が認められた.SEIQoL Index ScoreとJHEQ,SF-8TMとの関連は時期ごとに有意に関連する内容が異なっていた.</p><p>結論:THAを受ける高齢患者の術後QOLの改善が示唆された.また,入院時,退院時,退院後6か月時の時期により,重要視するQOLの内容が変化することが示唆された.</p>

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参考文献 (4)*注記

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