ブルームの胃のねじれ ー『ユリシーズ』第八挿話論ー
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- 戸田 勉
- 山梨英和短期大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Peristaltic Movements in the "Lestrygonians" Episode of Ulysses
抄録
本稿は、ジェイムズ・ジョイス作『ユリシーズ』(一九二二年刊) の第八挿話の技法「蠕動運動」について検討したものである。第一章においてはこの技法に関する批評の動向に触れ、第二章では、この挿話の特徴である短いパラグラフの多用と蠕動運動のリズムのつながりについて分析を加えた。第三章では、時の流れのメタファーとして蠕動運動を論じた。つまり、摂取-消化-排泄という消化過程と過去-現在-未来という時の流れの重なりからプルームの抱えている問題を捉え直した。第四章でほ、ブルームが好む女神像に象徴される不死の世界と蠕動運動との関係について考察した。
収録刊行物
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- 山梨英和短期大学紀要
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山梨英和短期大学紀要 28 (0), 67-76, 1994-12-10
山梨英和学院 山梨英和大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775153999360
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- NII論文ID
- 110000990304
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- ISSN
- 24336637
- 02862360
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可