日本人とキリスト教 ー日本人の宗教意識とキリスト教ー
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- 深津 容伸
- 山梨英和大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Japanese and Christianity: Japanese Religious Consciousness and Christianity
説明
これまで日本人とキリスト教の主題について、キリスト教に焦点を当て、キリスト教が日本人にどう関わってきたか、今後どう関わるべきかを論じてきた。本論文においては日本人に焦点を当て、日本人の宗教観、宗教意識を探り、それらに対し、キリスト教はどのように関わりえるかを考察したい。日本人は古来から大陸からの影響を多大に受けてきたが、政治的に支配を受けることはなかった。そのためかどうかは定かではないが、原始宗教であるアニミズム・シャーマニズムの宗教意識を、今日に至るまで持ち続けている(外来の宗教である仏教もこれらと同化することにより土着することができた)。その結果、日本人は宗教意識の中には、呪いや汚れに対する恐れが潜在的に存在する。こうした日本人の宗教意識に対し、キリスト教はどのように関わってきたか、また関わりえるかを論じたい。
収録刊行物
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- 山梨英和大学紀要
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山梨英和大学紀要 12 (0), 1-7, 2013
山梨英和学院 山梨英和大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775154057856
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- NII論文ID
- 110009840299
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- ISSN
- 24336467
- 21870330
- 1348575X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可