ニホンジカ分布拡大要因の解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Factorial analysis of expanding distribution of sika deer (<i>Cervus nippon</i>) habitat
説明
<p>令和元年版森林・林業白書によると、2017年度の二ホンジカ等の野生鳥獣による森林被害面積は全国で約6,400haとなっている。このうち、シカによる被害が74%を占めている。シカによる被害が深刻となっている背景として個体数の増加や分布域の拡大があげられている。そのような中で、シカの生息密度に影響する要因を明らかにすることは、シカを管理していく上で、重要な情報と考えられる。そこで、機械学習アルゴリズムを応用したLASSO回帰によって、広島県におけるシカ生息密度に影響する要因の変数選択を行った。データとして、2016年度広島県シカ生息密度分布、最大積雪深などの気象データ、人口分布データ、標高などの地形データ、植生データを利用した。解析の結果、シカ生息密度の高い地域では、最大積雪深が低く、平均標高が高く、マツおよびスギ・ヒノキの人工林である場合が多いことなどが明らかになった。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 840-, 2020-05-25
一般社団法人日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775155474176
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- NII論文ID
- 130007881275
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可