書誌事項
- タイトル別名
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- Mode of occurrence and eruption age of the Tatsuko-Tai and Shinko-Tai lava domes in the Tazawako caldera, NE Japan
- タザワコ カルデラ ナイ ノ シンコタイ ・ シンコウタイヨウガン ドーム ノ サンジョウ ト フンシュツ ネンダイ
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説明
<p>辰子堆と振興堆は田沢湖の水面下にあって高磁気異常を示す溶岩ドームで,辰子堆からはデイサイトが,振興堆からは安山岩に類する火山岩が採取されている.最近得られた音響測深データと水中ビデオ画像によれば,振興堆は対称的な溶岩ドームとそこから西方に分岐したブロック溶岩からなり,局所的にジグソー割れ目が認められる.辰子堆はやや非対称な溶岩ドームで,発達した柱状節理も認められる.また,そこから得られたデイサイト試料は1.73±0.08Maの全岩40Ar/39Arプラトー年代を示す.この年代は外輪山の尾根に分布する溶岩の全岩K/Ar年代とほぼ同じで,田沢湖カルデラの形成時期が1.7Ma以前まで遡ることを示唆する.</p>
収録刊行物
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- 地質学雑誌
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地質学雑誌 126 (4), 205-213, 2020-04-15
一般社団法人 日本地質学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775156119424
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- NII論文ID
- 130007882371
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- NII書誌ID
- AN00141768
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- ISSN
- 13499963
- 00167630
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- NDL書誌ID
- 030450780
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
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- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可