鹿児島県大隅地域を対象にしたスギ材の幹曲線式の算定と素材品質の実態分析

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タイトル別名
  • Calculation of the stem-curve equation of sugi(<i>Cryputomeria japonica</i>)an d analysis of timber quality in the Osumi area of Kagoshima Prefecture:
  • 鹿児島県大隅地域を対象にしたスギ材の幹曲線式の算定と素材品質の実態分析 : 鹿児島大学高隈演習林を事例にして
  • カゴシマケン オオスミ チイキ オ タイショウ ニ シタ スギザイ ノ カン キョクセンシキ ノ サンテイ ト ソザイ ヒンシツ ノ ジッタイ ブンセキ : カゴシマ ダイガク コウクマ エンシュウリン オ ジレイ ニ シテ
  • A case study of the Kagoshima University Takakuma Experimental Forest
  • -鹿児島大学高隈演習林を事例にして-

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抄録

<p>牧野耕輔・岡勝・加治佐剛・寺本行芳・芝正己・中島徹・長濱孝行:鹿児島県大隅地域を対象にしたスギ材の幹曲線式の算定と素材品質の実態分析-鹿児島大学高隈演習林を事例にして-,森林計画誌53:53~62,2020 素材生産現場では,収益性が高くなるよう施業が行われているが,品質等級や素材歩留りを決定する採材は,作業者の経験則に依るところが大きいのが実態である。本研究では,生産現場でリアルタイムに情報を収集し,得られた丸太情報の活用可能性について検討した。プロセッサ造材時に伐倒木の端材長,素材長,梢端部長および各末口の鋸断径の計測結果から幹曲線式を作成することで,伐倒木の形状を解析するとともに,素材歩留りと素材の品質等級を推定した。その結果,スギ材の素材歩留りが大隅地域における既往文献の値と矛盾しないことが判明した。また,形状比を指標に品質等級の出現頻度を分析したところ,BC 材は形状比との相関がみられたが,A 材は相関が無く有意差が認められなかった。</p>

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