上腕骨小頭離断性骨軟骨炎を発症した兄弟例
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- 黒沢 一也
- 東前橋整形外科病院
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case Report of Osteochondritis Dissecans of the Humeral Capitellum in Two Brothers
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説明
<p>兄弟発症の上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)を報告する.症例は3人兄弟の次男と三男である.小学生のときは3人ともに同じソフトボールチームに所属していたが,長男は中学でテニス部,次男は野球部,三男はソフトボール部に所属した.長男は肘関節障害を発症することなく高校で野球部に所属し卒業したが,次男と三男は中学でOCDを発症した.次男は軟骨片を摘出しドリリングを行ない,三男は外側広範型OCDで骨軟骨柱移植術を行なった.家族内に喫煙者はなく受動喫煙が原因となった可能性はないと思われた.この兄弟では遺伝的な要因と,骨端線閉鎖前のスポーツ選択がOCD発症に関与したと考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本整形外科スポーツ医学会雑誌
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日本整形外科スポーツ医学会雑誌 40 (3), 381-384, 2020
一般社団法人 日本整形外科スポーツ医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775160377088
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- NII論文ID
- 130007889567
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- ISSN
- 24355828
- 13408577
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可