リスフラン靱帯損傷に対するスーチャーボタン固定の治療成績
書誌事項
- タイトル別名
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- The Outcome of Suture Button Fixation Treatment for Lisfranc Injury
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説明
<p>リスフラン靱帯損傷に対するスーチャーボタン固定の治療成績を報告する.</p><p>対象は2012~2017年にリスフラン靱帯損傷で手術を施行した7例7足.第2中足骨と内側楔状骨,内側楔状骨と中間楔状骨をスーチャーボタンで固定した.術後臨床評価はスポーツ復帰時期(受傷競技への練習復帰)と疼痛の有無,X線学的評価は術前後の荷重時足正面像の第1・2中足骨間距離健患差を計測した.</p><p>全例スポーツ復帰し,復帰時期は平均13.7週であった.5例は疼痛なく,1例でリスフラン靱帯部に圧痛が残存,1例で術後感染を生じた.第1・2中足骨間距離健患差は術前平均1.3 mm,術後0.5 mmで全例改善した.</p><p>本術式は早期スポーツ復帰に対して有効な治療法の一つとなり得る.</p>
収録刊行物
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- 日本整形外科スポーツ医学会雑誌
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日本整形外科スポーツ医学会雑誌 40 (3), 298-302, 2020
一般社団法人 日本整形外科スポーツ医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775160433408
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- NII論文ID
- 130007889651
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- ISSN
- 24355828
- 13408577
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可