コラーゲンペプチドが高齢者の骨格筋量に及ぼす影響~回復期リハビリテーション病棟患者への経口栄養補助(ONS)介入研究~
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of collagen peptides on skeletal muscle mass in the elderly: An interventional study examining oral nutrition support for patients in a recovery-phase rehabilitation ward
- コラーゲンペプチド ガ コウレイシャ ノ コッカクキンリョウ ニ オヨボス エイキョウ : カイフクキ リハビリテーション ビョウトウ カンジャ エ ノ ケイコウ エイヨウ ホジョ(ONS)カイニュウ ケンキュウ
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説明
<p>目的:コラーゲンペプチドが骨格筋量に影響を及ぼすかどうかを検討するため,回復期リハビリテーション病棟において,コラーゲンペプチド含有経口栄養補助食品摂取群(以下 介入群)と非摂取群(以下 コントロール群)の間に,体組成,身体計測値,Activities of Daily Living,食事摂取栄養量に違いがあるかどうかを検討した.方法:2018年6月1日~2018年8月31日までの間に骨折または脳卒中で回復期リハ病棟に入院した65歳以上の患者19名を対象とし,介入群にはコラーゲンペプチド10ℊを含有するONSを摂取させた.結果:患者の平均年齢は介入群が78.3±7.0歳,コントロール群が75.2±5.5歳,男女比は介入群が男性3名,女性7名,コントロール群が男性2名,女性7名であり,患者の在院日数は介入群が72.9±29.7日,コントロール群が69.7±15.4日であった.介入前後におけるFFMの変化量は,介入群が+0.55±1.4 kg,コントロール群が-1.67±2.2 kg,SMMの変化量は介入群が+0.29±0.8 kg,コントロール群が-0.96±1.3 kg,SMIの変化量は介入群が+0.11±0.3 kg/m2,コントロール群が-0.31±0.4 kg/m2であり,FFM,SMM,SMIのいずれの項目においてもコントロール群に比べて介入群の変化量は有意に大きかった.また,介入群のSMIは1日あたり0.002±0.03 kg/m2増加した.結論:コラーゲンペプチドの経口摂取は,回復期リハビリテーション病棟患者の骨格筋量を増加させる可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本老年医学会雑誌
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日本老年医学会雑誌 57 (3), 291-299, 2020-07-25
一般社団法人 日本老年医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390567172566435456
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- NII論文ID
- 130007896424
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- NII書誌ID
- AN00199010
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- NDL書誌ID
- 030649856
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- ISSN
- 03009173
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- PubMed
- 32893211
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可