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- 竹村 敏彦
- 関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構
書誌事項
- タイトル別名
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- Web アンケート チョウサ データ オ モチイタ ジョウホウ セキュリティ キョウイク ニ タイスル イシキ ト コウドウ ニ カンスル ブンセキ
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説明
本稿では、日本の労働者を対象に行ったWebアンケート調査によって収集したミクロデータを用いて、情報セキュリティ教育に対する意識と実際にとっている行動の関係について定量分析を試みている。その結果、概して、適切な行動をとっている労働者グループの方が問題ある行動をとっている労働者グループよりも、情報セキュリティ教育への意識の方が高くなっていることを確認している。また、組織で情報漏洩等の防止のために全面的に禁止されている事項に関して、問題のある行動をとっている労働者グループとそうでない労働者グループに情報セキュリティ教育への意識に違いがあるかについても検証している。その結果、顧客情報データの社外持出しに関しては意識の差があることを統計的に確認することができなかったが、顧客情報データの電子メールへの添付などの問題のある行動に関しては意識の違いがあることを明らかにし、また後者の情報セキュリティ教育に対する意識の方が前者よりも高くなっていることを確認している。
収録刊行物
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- 情報通信政策レビュー
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情報通信政策レビュー 1 (0), E44-E58, 2010-07-06
総務省情報通信政策研究所
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390567172567431296
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- NII論文ID
- 40019486233
- 130007897208
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- NII書誌ID
- AA12577940
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- ISSN
- 24356921
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- NDL書誌ID
- 024085161
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可