腹部超音波検査の撮像パターンと基本走査:消化器 初級

書誌事項

タイトル別名
  • Imaging pattern and basic scanning method of abdominal ultrasonography: Gastroenterology for beginners

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説明

<p>肝臓,胆嚢,膵臓,脾臓,腎臓,腹部大動脈の6臓器を対象とした腹部超音波スクリーニング検査について解説をした.超音波検査は一度に表示できる範囲が狭いため何回かに分けてscanをすることが必要になる.この際,見逃しを防ぐ観点,第三者による読影が必要となる観点,新人教育の観点の3点から走査部位と撮影順番を決めて走査することを推奨している.保存画像については超音波検査の特徴を活かしたvolume data(1方向のsector scanの動画像を含む)が望ましい.しかし画像保存方法が各施設で統一されていないためその領域の観察を行った証として各臓器2方向から観察し,25枚の静止画像の保存を行うようにしている.ここでは各断面の観察のポイントおよび走査上の技術的なポイントを解説する.</p>

収録刊行物

  • 超音波医学

    超音波医学 47 (5), 173-182, 2020

    公益社団法人 日本超音波医学会

参考文献 (1)*注記

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