ネオリベラリズムの民族誌
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- 田沼 幸子
- 東京都立大学
書誌事項
- タイトル別名
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- 過去と今から
抄録
ネオリベラリズムは生のあらゆる側面を経済化し、それに沿った主体化を促すものとして人類学で批判されてきた(Ganti 2014)。民族誌的報告も悲観的であり、将来に希望が持てないため、人々はいま=ここに「メランコリックな悦び」を(Allison and Piot 2014)を見出すとする。ここでは各々のフィールドにおけるより複雑な様相を描く。土着化、多様化する「ネオリベ」を注意深く検討し、この動きによりよく対応する術だけでなく、「民族誌する」方法を更新する可能性も見出していきたい。
収録刊行物
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- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), B21-, 2020
日本文化人類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390567172572334080
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- NII論文ID
- 130007903912
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- ISSN
- 21897964
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可