皮膚感覚の分子メカニズムとその応用

  • 藤田 郁尚
    株式会社マンダム 基盤研究所 大阪大学大学院 薬学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Molecular Mechanisms of Sensory Perception on Skin Surface and the Applications for Cosmetics
  • ヒフ カンカク ノ ブンシ メカニズム ト ソノ オウヨウ

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抄録

<p>20年前, 私たちは, 皮膚において温度や化粧品による刺激感覚が同じ分子によって感知されているとは想像もしていなかった。1997年, TRPV1というイオンチャネルが, 熱だけでなくカプサイシンに反応することが発見され, 皮膚感覚の理解が一変した。われわれは, 2003年に発見されたTRPA1が, さまざまな成分による刺激感覚と関係していることを明らかにしてきた。今回, 化粧品への応用例も含めて紹介する。</p>

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