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- 綿 公彦
- 中越パルプ工業株式会社 高岡工場 施設動力部 動力課
書誌事項
- タイトル別名
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- About Energy–saving Efforts at the Takaoka Mill
- タカオカ コウジョウ ニ オケル ショウエネ ノ トリクミ ニ ツイテ
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抄録
<p>高岡工場の排水は,有機性汚泥物質を生物酸化させる設備として生物膜処理装置を有している。生物膜処理装置は槽内に担体の充填槽を設け,充填剤表面に生成された生物膜にエアレーションを行うことで原水中の有機性汚泥物質を生物酸化させている。</p><p>生物膜処理装置の性能評価は、原水BOD値と装置通過後の処理水BOD値を測定し,処理水BOD値/原水BOD値で算出するBODカット率を指標とする。</p><p>直近のBODカット率については,測定時毎の変動はあるものの設計値を概ね維持していることから,有機性汚泥物質を生物酸化する際に発生する余剰汚泥を排出する「洗浄工程」の運転プログラムの見直しを検討した。全8槽ある処理槽についてほぼ一両日中洗浄を行っている内容であったが,洗浄回数の削減と運転時間の短縮を行いBODカット率の低下がないことを前提に進めた。</p><p>「洗浄工程」見直し後も、生物膜処理装置のBODカット率も著しく低下することがなく大幅な電力使用量削減が得られている。</p>
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 74 (7), 679-683, 2020
紙パルプ技術協会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390567172583344128
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- NII論文ID
- 130007920200
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- NII書誌ID
- AN00379952
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- NDL書誌ID
- 030554098
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可