地域連携活動に参加した学生の省察の変化に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • Consideration of the Changes Reflection Effect for the Participants Through the Local Cooperation Activity
  • 地域連携活動に参加した学生の省察の変化に関する一考察 : 平成30年度に実施した長岡造形大学大学院「地域特別プロジェクト演習」における実施者同士の振り返りから
  • チイキ レンケイ カツドウ ニ サンカ シタ ガクセイ ノ セイサツ ノ ヘンカ ニ カンスル イチ コウサツ : ヘイセイ 30ネンド ニ ジッシ シタ ナガオカ ゾウケイ ダイガク ダイガクイン 「 チイキ トクベツ プロジェクト エンシュウ 」 ニ オケル ジッシシャ ドウシ ノ フリカエリ カラ
  • -Case Study of the Subject "Advanced Seminar in PBL" in Graduate School of Nagaoka Institute of Design, 2018
  • ―平成30年度に実施した長岡造形大学大学院「地域特別プロジェクト演習」における実施者同士の振り返りから

この論文をさがす

抄録

<p>大学による地域連携活動は、いまや自明の理となっている。とりわけ、学生が主体となった活動は、自治体や企業も注目しその成果も期待されている。一方で、活動の主体となる学生にとっては成果だけでなく、自身にとっての経験や達成感、自信、スキルなど、活動を通して何を得られたか、が重要となる。しかし、地域連携活動に関する既往研究の多くは、活動終了時に実施される単発的な振り返りやアンケートをもとにその学習効果について議論されたものが多く、長期的な視点による地域連携活動の学習効果について分析・検討されたものはみられない。<br>筆者自身が取り組んだ長岡造形大学大学院の「地域特別プロジェクト演習」では活動を進める時々に、辛いやしんどいといった意見が多くあったが、活動が終了してからしばらく経ってからの何気ない会話では、その印象や捉え方に変化がみられた。<br>そこで本研究では、「地域特別プロジェクト演習」を研究対象として、実施者である学生の視点から活動の記憶や印象を手掛かりに、省察の変化の過程について検討し、その変化の要因を明らかにすることを目的とする。</p>

収録刊行物

  • デザイン学研究

    デザイン学研究 67 (2), 2_49-2_56, 2020-09-30

    一般社団法人 日本デザイン学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ