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- 香川 治美
- 九州産業大学 建築都市工学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of User’s Traffic Lines to Quantitative Evaluate the Effect of the Design Improvement of Layout or Interior
説明
本研究の目的は,ある空間を利用する全ての利用者に,快適な空間を提供するための環境整備である.そのために本報では,室利用者の動線の測定データを用いて,人と人との距離ならびに各空間における一人当たりの面積に注目して利用者の総占有面積を算出し,その総占有面積の値を,レイアウトやインテリアデザインの改善効果を定量的に評価するための指標として提案する. 人と人との距離に関しては,世界保健機関(WHO)が提示しているソーシャルディスタンスという概念がある.ソーシャルディスタンスとは社会的距離と訳されている.WHOは「Maintain at least 1 meter (3feet)distance between yourself and anyone who is coughing or sneezing」(せきやくしゃみをしている人との間では少なくとも1メートルの距離を保つ)と提言している. 本研究の成果は,SDGs11番目の「住み続けられる街づくりを」という目標にもつながると考える.
収録刊行物
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- 日本都市計画学会中部支部研究発表会論文集
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日本都市計画学会中部支部研究発表会論文集 31 (0), 65-66, 2020
公益社団法人 日本都市計画学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390567172585249536
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- NII論文ID
- 130007923105
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- ISSN
- 24357316
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可