分光画像による病理標本の解析技術

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  • Analysis of Pathological Specimens by Spectroscopic Images

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抄録

<p>Whole slide imaging(WSI)をはじめとする仮想顕微鏡技術の多くは,red-green-blue(RGB)カメラにより画像化されている.しかし,光学顕微鏡で観察するよりも波長方向・空間方向の情報が大きく失われていることが病理診断において懸念されてきた.これに対して,ハイパースペクトル画像(HSI)やマルチスペクトル画像(MSI)などの分光画像は,より詳細な波長方向の解析が可能になることから,ディジタル病理画像処理における新たなセンシング技術として期待されている.本稿では,HSIやMSIと病理画像処理の親和性に注目して,関連研究を紹介する.</p>

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