ヒノキ人工林における地上型レーザースキャナを用いた樹木サイズの計測

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タイトル別名
  • Effects of stand condition and history on measurement errors for tree size using terrestrial laser scanning in <i>Chamaecyparis obtusa</i> man-made forests
  • ヒノキ人工林における地上型レーザースキャナを用いた樹木サイズの計測 : 間伐履歴や林分条件が計測誤差に与える影響
  • ヒノキ ジンコウリン ニ オケル チジョウガタ レーザースキャナ オ モチイタ ジュモク サイズ ノ ケイソク : カンバツ リレキ ヤ ハヤシ ブン ジョウケン ガ ケイソク ゴサ ニ アタエル エイキョウ
  • -間伐履歴や林分条件が計測誤差に与える影響-

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抄録

<p>西園朋広・細田和男・福本桂子・山田祐亮・高橋正義・齋藤英樹・北原文章・小谷英司:ヒノキ人工林における地上型レーザースキャナを用いた樹木サイズの計測-間伐履歴や林分条件が計測誤差に与える影響-,森林計画誌54:37~44,2020 3つの間伐試験地(ヒノキ人工林,10試験区)において,地上型レーザースキャナ(TLS)を用いて樹木サイズを計測した。計測には森林3次元計測システムOWL(アドイン研究所)を用いた。その結果,TLSによって胸高直径は良好に計測されたが,樹高・材積は過小に計測された。サイズ別にみると,樹高・材積は小サイズで適切に計測される場合が多く,大サイズで過小に計測された。また,傾斜が急な林分では樹高計測の過小傾向が緩和される可能性があること,間伐等の攪乱履歴の違いが樹高計測の誤差分布に差異を生じさせることが示唆された。</p>

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