広域連携を見据えた路線バス維持方策の提案

書誌事項

タイトル別名
  • Proposal for sustainable route bus services considering regional cooperation
  • Equalized fare system by subscription
  • サブスクリプション型平準化運賃制度に着目して

抄録

<p>近年,地方部を中心とした人口減少やモータリゼーションにより,公共交通サービスの衰退が問題視されている.特に路線バスの影響が強く,利用者数の減少により経営状況が悪化し,赤字路線の廃止を余儀なくされている.地域公共交通を担う路線バスを地域住民のための基本サービスとして社会全体で支える必要がある場合,一定額支払うことで一定のサービスを担保し得るサブスクリプション型平準化運賃制度の検討が重要であると言える.そこで本研究では,広域連携に着目し,路線バスの維持管理費を負担することで路線バスの乗り放題を実現する仕組みについて検討した.その結果,より広域での連携が進むほど無理のない平準化運賃が導入できることが示された.</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 55 (3), 1219-1226, 2020-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (2)*注記

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