High-angle wave条件下での突堤先端からの砂嘴発達と沿岸漂砂量の推定

  • 宇多 高明
    (一財)土木研究センターなぎさ総合研究所兼日本大学理工学部海洋建築工学科
  • 芹沢 真澄
    海岸研究室(有)
  • 大中 晋
    日本工営(株)コンサルタント海外事業本部開発事業部港湾空港部
  • 市川 真吾
    日本工営(株)コンサルタント海外事業本部開発事業部港湾空港部

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF A SAND SPIT OFFSHORE OF GROIN UNDER HIGH-ANGLE WAVE CONDITION AND EVALUATION OF LONGSHORE SAND TRANSPORT
  • High-angle wave ジョウケン カ デ ノ トッテイ センタン カラ ノ サシハッタツ ト エンガンヒョウサリョウ ノ スイテイ

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抄録

<p> PhilippineのManilaの北約150 kmに位置するLingayen湾湾奥のSanto Tomas付近の凸状海岸線を選び,そこに造られた突堤群の周辺,および湾奥に形成された砂嘴周辺での汀線変化を衛星画像により調べるとともに,2018年2月23日には現地踏査を行った.これによりHigh-angle waveの条件下で突堤が設置された場合,突堤を超えて砂嘴が発達することを明らかにした.また,突堤下手側での砂嘴の伸長により内側にlagoonを有するbarrier islandが発達することをBGモデルにより予測可能とした.さらに湾奥に形成された砂嘴周辺での汀線変化より,沿岸漂砂量がほぼ20万m3/yrであることを明らかにした.</p>

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参考文献 (2)*注記

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