第6回耳鼻咽喉科領域感染症臨床分離菌全国サーベイランス結果報告

  • 鈴木 賢二
    ヨナハ総合病院耳鼻咽喉科 三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス実施委員会
  • 黒野 祐一
    鹿児島大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科 三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス実施委員会
  • 池田 勝久
    順天堂大学医学部順天堂医院耳鼻咽喉・頭頸科 三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス実施委員会
  • 保富 宗城
    和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科 三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス実施委員会
  • 矢野 寿一
    奈良県立医科大学微生物感染症学講座 三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス実施委員会

書誌事項

タイトル別名
  • The Sixth Nationwide Surveillance of Clinical Isolates from Patients with Six Otolaryngological Field Infections and Antimicrobial Susceptibility Pattern in the Isolated Pathogens in Japan

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説明

<p>三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス委員会の事業の一つとして行われた耳鼻咽喉科領域サーベイランスの結果とともに,我々が行ってきた過去のサーベイランスの成績と合わせて第6回耳鼻咽喉科領域感染症臨床分離菌全国サーベイランス結果として報告する.</p><p>参加施設は,全国12大学の耳鼻咽喉科教室とその関連施設並びに開業医院の36施設で,対象患者は2015年12月から2017年6月までに参加施設を受診した急性中耳炎(6歳以下の小児のみ)および急性増悪を含む慢性中耳炎,急性副鼻腔炎および急性増悪を含む慢性副鼻腔炎,急性扁桃炎及び扁桃周囲膿瘍(20歳以上の成人のみ)の患者で,採取した検体は,患者背景調査票と共に北里大学抗感染症薬センターに郵送し,同所にて培養同定及び検出菌の薬剤感受性の一括測定を行った.検査対象菌種は経費削減も考慮し,グラム陽性菌,グラム陰性菌各3菌種ずつ,嫌気性菌4菌種群のみとした.肺炎球菌の莢膜型別も検討した.</p>

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