ドローンを用いたデントコーン圃場における緑被率の高頻度モニタリングの試行

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タイトル別名
  • Case Study of High-temporal Monitoring of Green Coverage in a Dent Corn Field Using a Drone
  • ドローン オ モチイタ デントコーン ホジョウ ニ オケル リョク ヒリツ ノ コウヒンド モニタリング ノ シコウ

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抄録

<p>農業従事者の減少やTPP環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意などをうけ,高付加価値化や大規模化などが進み,農業,農村を取り巻く環境は変化している。そのような中で,さまざまなセンサーによる生育情報の活用や,ロボットの活用など,スマート農業への流れは加速している。本研究では,圃場観測におけるドローンの活用を検討するために,圃場の高頻度モニタリングを試行した。結果,成長初期の作物の週ごとの生育を,緑被率で数%程度の増加として把握できること,植栽方法の違いによる生育の差異が把握できることがわかった。ドローンの性能が劇的に向上する中,農業者自身による観測も十分に可能であるが,撮影の事後処理の簡便化が課題と考えられた。</p>

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