PEEMによる積層セラミックコンデンサにおけるチタン酸バリウムの劣化メカニズム調査
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis for Degradation Mechanism of Barium Titanate in Monolithic Ceramic Capacitors Using PEEM
説明
積層セラミックコンデンサのチタン酸バリウム誘電体層中には酸素空孔が存在し、この酸素空孔の偏析が絶縁性の使用時経年劣化を引き起こすと考えられている。そこで絶縁抵抗が劣化した積層セラミックコンデンサを用いてPEEM観察を行い酸素空孔分布の評価を試みた。誘電体層中のPEEM像から抽出したXASスペクトルより、Tiの化学状態が正極と負極の間で段階的にわずかに変化していることが示唆された。今後、この変化が酸素空孔由来か否かを検討していく。
収録刊行物
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- SPring-8/SACLA利用研究成果集
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SPring-8/SACLA利用研究成果集 7 (1), 87-90, 2019-01-25
公益財団法人 高輝度光科学研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390568456352690048
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- NII論文ID
- 130007969512
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- ISSN
- 21876886
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可