中学校の学級集団内の教育的相互作用と集団同一視を測定する尺度の作成

書誌事項

タイトル別名
  • チュウガッコウ ノ ガッキュウ シュウダン ナイ ノ キョウイクテキ ソウゴ サヨウ ト シュウダン ドウイツシ オ ソクテイ スル シャクド ノ サクセイ

この論文をさがす

抄録

本研究は,日本の学級集団内の教育的相互作用を測定する学級集団教育的相互作用測定尺度(中学校版)および学級集団同一視測定尺度(中学校版)を作成することを目的とした。対象は,研究1は中学生923名(男子466名,女子457名,1年生282名,2年生342名,3年生299名),研究2は中学生808名(男子400名,女子408名,1年生248名,2年生388名,3年生272名)であった。学級集団教育的相互作用測定尺度を因子分析したところ,集団士気,斉一性・自治体制,愛他性,集団凝集性,P機能,M機能,集団圧の7因子が抽出され,信頼性が確認された。次に,学級集団同一視測定尺度を因子分析したところ,教師に対する同一視,友人に対する同一視,クラスに対する同一視の3因子が抽出され,信頼性が確認された。さらに学校生活意欲尺度との関連を検討した。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ