エネルギーハーベスティングを用いた水インフラ災害対策技術

書誌事項

タイトル別名
  • Water infrastructure disaster countermeasure technology using energy harvesting
  • IoTはどこまできたか : 応用物理視点で見た現在位置と未来像 エネルギーハーベスティングを用いた水インフラ災害対策技術
  • IoT ワ ドコ マデ キタ カ : オウヨウ ブツリ シテン デ ミタ ゲンザイ イチ ト ミライゾウ エネルギーハーベスティング オ モチイタ ミズ インフラ サイガイ タイサク ギジュツ

この論文をさがす

抄録

<p>近年,多発しているゲリラ豪雨による内水氾濫を予測するためには,河川水位とは異なり目視では確認できない下水道の水位をリアルタイムに計測することが重要です.そこで,下水道マンホールにエネルギーハーベスティングデバイス(熱電変換素子)を装着し,これまではできなかった下水道の水位をリアルタイムに計測することを実現しました.さらに,ネットワークの消費電力を低減することにより,5年以上電池交換せずにセンサを動作させながら,水位データをクラウドに格納できるリアルタイムモニタリングシステムの開発・製品化に成功しました.本稿では開発技術,実証実験,製品化に至るまでの経緯を説明します.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 90 (3), 181-184, 2021-03-05

    公益社団法人 応用物理学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ