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- 杉浦 彩子
- 国立長寿医療研究センター耳鼻咽喉科部 豊田浄水こころのクリニック
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- サブレ森田 さゆり
- 国立長寿医療研究センター看護部
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- 清水 笑子
- 甲府病院リハビリテーション科
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- 伊藤 恵里奈
- 国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部
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- 川村 皓生
- 国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部
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- 吉原 杏奈
- 国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部
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- 内田 育恵
- 国立長寿医療研究センター耳鼻咽喉科部 愛知医科大学耳鼻咽喉科
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- 鈴木 宏和
- 国立長寿医療研究センター耳鼻咽喉科部
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- 近藤 和泉
- 国立長寿医療研究センターリハビリテーション科部
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- 中島 務
- 国立長寿医療研究センター耳鼻咽喉科部 一宮医療療育センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of hearing aids on frailty in elderly patients seeking hearing aids
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説明
<p>要旨: 補聴器がフレイルに与える影響を明らかにすることを目的に, 補聴器導入前と補聴器導入約半年後に基本チェックリスト (Kihon Check List: KCL) を実施し, その変化について検討した。</p><p> 補聴器装用歴のない60歳以上の補聴器外来初診患者64名において, 補聴器導入前後における KCL 総得点の平均は, 装用前が5.1点, 装用後が4.9点で, 有意な変化は認めなかった。KCL の下位項目である日常生活関連動作, 運動器機能, 低栄養状態, 口腔機能, 閉じこもり, 認知機能, 抑うつ気分も有意な変化は認めず, KCL の質問項目それぞれについての検討で, 質問1(公共交通機関での外出) のみ有意な変化を認めた。KCL 総得点がロバスト方向へ変化した群としなかった群の特性の違いについて検討したところ, 補聴器導入前の KCL 総得点が高得点であること, 良聴耳聴力がよいことが有意にロバスト方向への変化と関連していた。一方, KCL 総得点のフレイル方向への変化の有無における特性は明らかでなかった。</p>
収録刊行物
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- AUDIOLOGY JAPAN
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AUDIOLOGY JAPAN 64 (1), 69-77, 2021-02-28
一般社団法人 日本聴覚医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390568916164697984
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- NII論文ID
- 130008000717
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- ISSN
- 18837301
- 03038106
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可