対側がPICA‒endである椎骨動脈解離性動脈瘤の２治療例

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タイトル別名
  • Successful Stent–Assisted Coiling of Vertebral Artery Dissecting Aneurysms with the Posterior Inferior Cerebellar Artery–end on the Contralateral Side: Two Cases
  • 対側がPICA-endである椎骨動脈解離性動脈瘤の2治療例 : ステント支援下コイル塞栓術の有用性
  • タイソク ガ PICA-end デ アル ツイコツ ドウミャク カイリセイ ドウミャクリュウ ノ 2 チリョウレイ : ステント シエン カ コイル ソクセンジュツ ノ ユウヨウセイ
  • —ステント支援下コイル塞栓術の有用性—

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説明

<p>　対側椎骨動脈（vertebral artery (VA)）が後下小脳動脈（posterior inferior cerebellar artery (PICA)）‒endであるVA解離性動脈瘤（vertebral artery dissecting aneurysm (VADA)）に対して，ステント支援下コイル塞栓術（stent‒assisted coiling (SAC)）を施行した２例を報告する．症例１は57歳男性，対側VAがPICA‒endである未破裂VADAに対してSACを施行した．術後合併症は認めなかった．症例２は41歳の男性，対側VAがPICA‒endであるPICA involved typeの破裂VADAに対してSACを施行した．術後合併症は認めなかった．対側VAがPICA‒endであるVADAに対するSACは，母血管の順行性血流を温存し，かつ治療直後から動脈瘤の破裂を予防できる有用な治療法である．</p>

収録刊行物

  • NEUROSURGICAL EMERGENCY

    NEUROSURGICAL EMERGENCY 26 (1), 118-124, 2021

    特定非営利活動法人 日本脳神経外科救急学会　Neurosurgical Emergency

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