大学生の就職・進学要因の考察:社会科学系のケース

書誌事項

タイトル別名
  • <研究ノート> 大学生の就職・進学要因の考察:社会科学系のケース (人間科学部特集号:土居充夫教授・松田幸弘教授退職記念号)
  • ダイガクセイ ノ シュウショク ・ シンガク ヨウイン ノ コウサツ : シャカイ カガクケイ ノ ケース

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抄録

type:01 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper

社会科学系学部(約500学部)のデータを分析した結果,①ST比率は就職率や進路決定率と有意な相関がないこと,②留学生比率は就職率等と有意な負の相関を持つこと,③定員充足率は就職率等と有意な正の相関を持つことが分かった。これらの結果は,大学の教育の質は,大学の教育成果である就職率等にあまり影響を与えていないことを意味し,社外科学系学部の役割は人的資源形成よりはシグナリングの側面が強いことを示唆する。

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