書誌事項
- タイトル別名
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- A case of myoepithelioma in the hard palate
- コウコウガイ ニ ハッセイ シタ キン ジョウヒ シュ ノ 1レイ
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説明
症例は69歳女性で主訴は硬口蓋腫瘤.右硬口蓋に正常粘膜に覆われた弾性硬の腫瘤が突出していた.生検にて筋上皮腫の診断となり摘出術を行った.病理組織所見では上皮様の組織が主体を占めていたが,紡錘細胞様,形質細胞様,明細胞様の組織も混在していた.免疫染色では筋上皮系のマーカーであるactin,αSMA,S-100proteinの他にGFAPが陽性であった.悪性化の指標であるMIB-1 indexは5%で良性を示唆していた.以上より筋上皮腫(混合型)の診断となった.術後10ヵ月経過した現在再発なく経過しているが,再発や悪性化の報告もあり今後も注意深い経過観察が必要と考えられた.
収録刊行物
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- 口腔・咽頭科
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口腔・咽頭科 33 (1), 45-50, 2020
日本口腔・咽頭科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390569015603942272
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- NII論文ID
- 130008009389
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- NII書誌ID
- AN10235405
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- ISSN
- 18844316
- 09175105
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- NDL書誌ID
- 032538511
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可