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- 中畑 寛之
- 大阪音楽大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Am I Seeing an Apparition? : Hoping for a Performance of Mallarme's Herodiade
- ワタクシ ワ ココ デ ソノ ゲンエイ オ ミテイルノカ マラルメ ノ エロディアード ジョウエン オ メザシテ
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説明
19世紀末パリに生きた象徴派詩人ステファヌ・マラルメの未完の遺作『エロディアードの婚礼神秘劇』(1957年に死後出版)を採りあげ、その上演可能性を考えてみたい。22歳のときに制作が始まる「エロディアード」は、「もはや悲劇ではなく、詩篇とする」という若き詩人自身の言明ゆえに、その作品が根底に持っている演劇との繋がりをしばしば見失わせてきたように思われる。書簡などから再構成した30年以上に及ぶその制作過程、詩人自身の演劇論、そしてテクストそれ自体の解釈によって多角的に、この作品が晩年のマラルメが夢想した<祝祭>の譜面であること、そしてその演劇性を考察することで、来るべきその舞台上演の姿を明らかにする。
収録刊行物
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- 大阪音楽大学研究紀要
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大阪音楽大学研究紀要 46 (0), 55-71, 2007
学校法⼈ 大阪音楽大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390569015609157376
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- NII論文ID
- 110007044164
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- NII書誌ID
- AN00027751
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- ISSN
- 24334707
- 02862670
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- NDL書誌ID
- 9353719
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可