書誌事項
- タイトル別名
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- Bioclimatic study on expansion of the habitat of <i>Argyreus hyperbius</i>
- ツマグロヒョウモン ノ ホクジョウ ニ カンスル ナマ キコウガクテキ ケンキュウ
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抄録
<p>ツマグロヒョウモンの著しい生息域の拡大は,地球温暖化の影響として広く一般に知られている.一方,近年,本種の食草であるスミレ類(パンジー等)の増加も一要因ではないかと言われているが,実際に双方の関係性に関する研究論文は少ない.本研究では,ツマグロヒョウモンの北上を,冬季の最低気温の上昇とパンジーの栽培地域の拡大という観点から複合的に考察した.その結果,1990年代初頭のガーデニングブームを契機に,パンジーの栽培地域は顕著に拡大した事が分かり,全国的な冬季の最低気温の上昇と共に,ツマグロヒョウモンの北上を助長した可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本生気象学会雑誌
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日本生気象学会雑誌 57 (4), 135-141, 2021-03-31
日本生気象学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390569258152970240
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- NII論文ID
- 130008029038
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- NII書誌ID
- AN00193590
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- ISSN
- 13477617
- 03891313
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- NDL書誌ID
- 031418829
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可