換気カプセル法による建材の調湿性能評価装置の開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of the Equipment for Evaluating Moisture Buffering Effect of Building Materials by the Ventilation Capsule Method
  • 換気カプセル法による建材の調湿性能評価装置の開発 : 自作装置を用いた測定精度の検証
  • カンキ カプセルホウ ニ ヨル ケンザイ ノ チョウシッセイノウ ヒョウカ ソウチ ノ カイハツ : ジサク ソウチ オ モチイタ ソクテイ セイド ノ ケンショウ
  • -Verification of Measurement Accuracy Using Self-Made Equipment-
  • -自作装置を用いた測定精度の検証-

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抄録

近年、調湿機能を謳う内装材の商品化が進む一方、従来の調湿性能の評価方法は、試験片の重量変化による ものが一般的であり、実環境における適用時の効果を想定した評価方法とは言い難い。そこで、本研究では、発汗 計に用いられる換気カプセルの原理に着目し、実環境における建材表面の吸放湿を直接計測する方法を開発する。 本報では、換気カプセルの原理に基づいた装置を自作し、装置に用いるカプセルの直径とカプセル内の換気回数 に関する検討を行った。実験チャンバー内に設置した吸放湿体の重量変化を吸放湿量の真値とし、自作装置で計 測した吸放湿量との比較から、各条件における精度を検証した。その結果、カプセルの直径ごとに最も精度が高く なる換気回数を算出したところ、直径 50mm では 23.0 回/min、直径 100mm では 13.4 回/min となった。

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