側面の開口部形状を変化させた矩形柱の空力不安定現象に関する研究

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タイトル別名
  • A study on Aerodynamic Instability of Rectangular Cylinder with Changing Side Opening Shapes

抄録

<p>バタフライウェブ橋を模したB/D = 2の矩形柱において、側面開口部が空力振動特性に影響を与えることが知られている。そこで、側面に開口部を設けた矩形柱の空力振動特性及びそのメカニズムの解明を目的として、一連の風洞実験を行った。模型は開口部を有するB/D = 2の矩形柱を用いた。開口部形状としては、側面のスパン方向に開口部と閉塞部が交互に分布した開口部形状と構造的な三次元性を排除した二次元的な開口部形状を用いた。その結果、どちらの開口部形状も、開口率が大きい程ギャロッピング発現風速が高風速になること、また、ある開口率でギャロッピングの励振力が極大をとることがわかった。また、ギャロッピング発現風速が高風速側に移動するメカニズムは、両者で異なることが明らかになった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390569845480891264
  • NII論文ID
    130008052708
  • DOI
    10.14887/jaweam.2021.0_117
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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