ウイズコロナの健康教育・ヘルスプロモーションを考えるワークショップ

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タイトル別名
  • A report of the workshop on health education and promotion under the COVID-19 pandemic
  • ウイズコロナ ノ ケンコウ キョウイク ・ ヘルスプロモーション オ カンガエル ワークショップ

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説明

<p>目的:COVID-19の収束が見通せない中で,日本健康教育学会及びその会員が,実践及び研究・教育において果たすべき役割を考えるために,ワークショップを実施し,そこから得られたことを共有する.</p><p>内容:2021年1月24日にオンライン方式による,会員対象のワークショップを開催した.計67名が参加し,新型コロナウイルス感染拡大に伴う健康状態・生活習慣への影響に関するレビュー報告(6分野),及びコロナ禍の健康教育・ヘルスプロモーション活動(6事例)に関する報告とグループ討議,並びに全体共有が行われた.レビューでは,わが国からの報告は中国や欧米諸国等から刊行された論文と比べて少なく,今後の調査・研究や発信の必要性が確認された.また,活動事例からは,格差に対するより一層の配慮,情報が氾濫する中でのメンタル面を含めたサポート,関係者の連携・ネットワーク化,モニタリングや評価の仕組みと報告や論文化の必要性等が指摘された.</p><p>今後の展望:人々の生活様式のみならず,社会経済的状況,価値観が大きく変わり,格差拡大も大きな問題となる中で,ヘルスプロモーター(実践者),研究者,教育者としてこの問題に取り組むために,今回の学びを生かして,学会組織及び個人が活動を行い,ウイズコロナの健康教育・ヘルスプロモーションに貢献していく.</p>

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