書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Chronic Scrotal Hematocele
- チンキュウ セイ インノウ ナイ ケツリュウ ノ 1レイ
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抄録
陰嚢内血瘤は精巣固有鞘膜内の血液貯留と定義され,通常は急性の変化である。稀に慢性経過をとるものがあり,陳旧性陰嚢内血瘤と呼ばれている。<br> 症例は55歳男性で,高血圧,糖尿病に対し,当院内科へ通院していた。当科受診3か月前に,はっきりとした外陰部への外力を得ることなく,右陰嚢腫大を自覚した。その後も右陰嚢腫大が続いていたため,当科を受診した。<br> 右陰嚢は小児頭大に腫大していた。画像検査上精巣腫瘍は否定的だったので穿刺したところ550mlの古い血性の排液があった。出血源の検索と治療のため,手術を行なった。陰嚢内の癒着は強固で,鞘膜は不整で強く肥厚していた。悪性中皮腫などの可能性も考慮し,可及的に近位で精索を切断し精巣を摘除した。病理組織診断はEncapsulated hematoma with cholesterin granulomaで,陳旧性陰嚢内血瘤と診断した。
収録刊行物
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- 日本農村医学会雑誌
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日本農村医学会雑誌 70 (1), 47-52, 2021
一般社団法人 日本農村医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390570010597096192
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- NII論文ID
- 130008059112
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- NII書誌ID
- AN00196216
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- ISSN
- 13497421
- 04682513
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- NDL書誌ID
- 031588325
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可