リハビリテーション医療における安全管理

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タイトル別名
  • Patient Safety in Rehabilitation Medicine
  • リハビリテーション イリョウ ニ オケル アンゼン カンリ

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説明

<p>リハビリテーション診療は有害事象発生のリスクがあり,それにより治療成績は不良となる.関連する有害事象としては,合併症,事故,医療関連感染が挙げられる.有害事象の発生予防,有害事象発生時の影響を最小限とする対応,再発予防が必要といえる.ここで最も重要なことは,有害事象の発生予防である.しかし,有害事象の発生を恐れるあまり,積極的なリハビリテーション治療ができなければ機能改善が不十分となり,治療成績は悪化するという結果となる.そのため,これらの益と害のバランスを考慮したリハビリテーション治療計画が必要となる.安全に効果的なリハビリテーション治療を進めるためには,リハビリテーション科専門医と療法士の密な連携が重要である.</p>

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