視覚障害者誘導用ブロックの欠損判定

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タイトル別名
  • Deficient Tactile Paving Surfaces Judgement

抄録

現在,日本では視覚障害者の数が31万人いるとされ,その数は年々増加傾向にある.そのため,視覚障害者誘導用ブロックは非常に有用なものであるが,不適切な設置がされてあるものも多く存在し,視覚障害者誘導用ブロックが視覚障害者を迷わせるケースも多々ある.そのため本稿では,調布市内で最も多い事例であったマンホール等による視覚障害者誘導用ブロックの欠損判定を行う.提案手法では,まず,しきい値処理を行うことによって視覚障害者誘導用ブロック領域画像を抽出し,平滑化処理,膨張収縮処理を行うことで画像中のノイズを除去する.次に,得られた領域画像から輪郭を追跡する.得られた輪郭画像からコーナーを検出し,視覚障害者誘導用ブロック領域位置の推定を行い,最終的な欠損判定を行う.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390570088491486336
  • NII論文ID
    130008062893
  • DOI
    10.11485/itetr.41.12.0_65
  • ISSN
    24241970
    13426893
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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