IBDの診断方法と病勢評価法をGLから読み解く―バイオマーカーを含めて―

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  • Understanding the diagnostic approaches and the disease monitoring of IBD from the clinical practice guideline 2020 -including biomarkers-

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抄録

<p>2020年11月に改訂された「炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン2020」では,診断基準や診断に至る進め方,病勢評価法について,エビデンスに基づいた最新の知見が盛り込まれた.各種消化管内視鏡検査については,IBDの診断確定や経過観察においてその重要性が確立した.また腹部超音波検査やCT/MRI検査などの低侵襲検査の有用性が示され,特殊撮影法についても言及がなされた.加えて,近年開発の進む各種バイオマーカーを活用して,患者の短期的な症状改善だけでなく,客観的な評価指標を根拠にしてより長期の治療目標を定める,Treat-to-Target(T2T)の概念が提唱された.</p>

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