オープンアクセスの現状

DOI
  • 小池 文人
    保全生態学研究編集委員長・横浜国立大学環境情報研究院

書誌事項

タイトル別名
  • Current status of open access

抄録

<p>世界的に学術雑誌のオープンアクセス化が進んでいる。「保全生態学研究」も誰でも論文を読むことができるようになったが、 2020年 4月の投稿規定からは著作権を著者自身が持ち、 CC BY 4.0のライセンスを遵守すれば許諾を得ずに、自由に図表等をオンライン授業や講義、不特定多数の市民向け公開講座などの資料として配布して利用することができるようになった。同時に掲載料を有料とすることで、会員以外にもひろがる生態学の関連分野の専門家や実務家の投稿を可能とした。ただし筆頭著者が生態学会会員であれば一定のページ数まで出版料を免除することで会員サービスは従来と同等である。保全生態学研究では「読者にとって知る価値のある情報であるか」を中心的な指標として新しい生態学論文のスタイルを開発してゆきたい。</p>

収録刊行物

  • 保全生態学研究

    保全生態学研究 26 (1), n/a-, 2021-05-24

    一般社団法人 日本生態学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390570166646392448
  • NII論文ID
    130008064438
  • DOI
    10.18960/hozen.2101
  • ISSN
    24241431
    13424327
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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