ヘルメットの紐によると思われる開放性喉頭気管損傷の1例

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  • A CASE OF OPEN BLUNT LARYNGOTRACHEAL INJURY DUE TO COMPRESSION BY A HELMET STRAP

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説明

<p> 鈍的喉頭気管損傷は稀な損傷であるが, 死亡率が高い損傷である. 今回, ヘルメットの紐によると思われる開放性喉頭気管損傷症例を経験した. 前頸部の開放性横断創に正中切開を加え, 破断した甲状軟骨右板および喉頭気管損傷部を確認し, 気管チューブを挿入した. 本症例では声帯をまたがった喉頭気管損傷をきたしており, 重度損傷が予想される場合には, 正中切開アプローチによる気道損傷部位の確認および気道確保が必要であると考えられる.</p>

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