画像解析技術を用いた斜張橋ケーブルの振動計測

書誌事項

タイトル別名
  • VIBRATION MEASUREMENT OF THE CABLES IN THE CABLE-STAYED BRIDGE BY THE DIGITAL IMAGE ANALYSIS AND THE EVALUATION OF THE ACCURACY OF THE MONITORING DATA

抄録

<p> 道路橋における5年に一回の近接目視点検が義務化される中,国は点検の高度化・効率化を目的として,近接目視によらない点検・診断方法の確立・導入を推進している.筆者らは,近年進展が目覚ましいデジタル画像解析技術に着目し,斜張橋ケーブル振動計測へのデジタル画像相関法(以下,DIC法)の適用を考えた.本研究では,実橋において2K,4Kカメラで撮影した動画像にDIC法を適用して変位時刻歴波形を求め,同時計測した加速度計測結果と比較を行い,DIC法が加速度計による振動数計測と同等の精度が得られることを確認した.また,DIC法適用過程において,ケーブル画像とサブセットサイズ及び位置の適正範囲を求めるとともに,2Kカメラと4Kカメラの比較において4Kカメラが高次振動数抽出への適応性が高いことを確認した.</p>

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参考文献 (4)*注記

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