書誌事項
- タイトル別名
-
- Two cases of acute staged angioplasty for progressive stroke with carotid artery severe stenosis
この論文をさがす
抄録
<p>要旨:階段状に症状増悪を認める progressive stroke は,一般的に予後が悪く,治療に難渋することが多い.内科的治療に抵抗性であり内頸動脈高度狭窄を認めた場合,急性期に carotid artery stenting(CAS)を行うことがあるが,過灌流による出血の危険性がある.慢性期の内頸動脈狭窄症に対するCASの際,過灌流予防目的に staged angioplasty という治療戦略が取られることがある.この構想に基づき,今回過灌流予防目的で急性期に staged angioplasty を施行した2例を経験した.症状増悪を認めたところで,まず percutaneous transluminal angioplasty(PTA)を施行し,24時間空けたのちCASを施行した.いずれの症例も過灌流は生じず,良好な転帰を辿ったため報告する.</p>
収録刊行物
-
- 脳卒中
-
脳卒中 43 (4), 365-369, 2021
一般社団法人 日本脳卒中学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390570309681175040
-
- NII論文ID
- 130008067581
-
- ISSN
- 18831923
- 09120726
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可